眼瞼挙筋前転法 | 大阪梅田【エースクリニック】ヘップナビオ院

大阪梅田HEPナビオ院

眼瞼挙筋前転法

眼瞼挙筋前転法について

眼瞼下垂のイメージ

眼瞼挙筋前転法とは?

まぶたの開きを改善するために、眼瞼挙筋の腱膜を前転し、瞼板に固定する手術方法です。まぶたを挙上する筋肉(眼瞼挙筋)の筋力は十分であるものの、その力がまぶたに適切に伝わらない状態(腱膜性眼瞼下垂)の場合にこの手術が適用されます。
腱膜性眼瞼下垂では、眼瞼挙筋の筋肉の力を伝達する部分の眼瞼挙筋腱膜が緩んで伸びていたり、腱膜と瞼板の接続が弱くなっていたりします。眼瞼挙筋腱膜を前転し、まぶたが開きやすい位置まで持っていって瞼板に固定することで、まぶたの開きが改善されます。

このようなお悩みの方に

  • まぶたが重い、開けにくいと感じている方
  • いつも眠そうにしていると言われる方
  • 元気がなさそうな目をしていると言われる方
  • 慢性的な肩こりや頭痛がひどい方
  • コンタクトレンズを長期に使用していて眼瞼下垂になった方
  • まぶたを開ける筋肉(眼瞼挙筋)は十分な力があるが、その力がまぶたにうまく伝わらない方

眼瞼挙筋前転法の特徴

まぶたが開けやすくなる

まぶたが重い、開けにくいといった症状のある腱膜性眼瞼下垂の方は、本手術によってまぶたが開けやすくなります。個人差はありますが、多くの方が改善を実感できます。

眠そうな目が活き活きtとした目に

目の開きが改善されることで、はっきりとした活き活きとした目元になります。

肩こりや頭痛の軽減

まぶたの開きが良くなることで、肩こりや頭痛が解消される方が多くいます。この手術により、慢性的な症状が改善することが期待できます。

眼瞼挙筋前転法の施術方法

デザイン

皮膚切開線をマーキングします。
元々二重まぶたの方はそのラインで、一重まぶたの方はまつ毛より5~7mm上のラインで二重の位置をデザインします。二重にしたくない方は、その旨お伝えいただければあまり二重に見えないようなデザインにします。

眼瞼挙筋前転法のデザイン

麻酔

切開部分の皮膚及びまぶたの裏側に局所麻酔薬を注射していきます。
(極細の注射針で行うので痛みは軽度です。)

局所麻酔

皮膚切開

デザイン通りに皮膚を切開します。当院では部分切開法による眼瞼挙筋前転法を行っています。

眼瞼挙筋前転法の皮膚切開

眼瞼挙筋腱膜の前転

眼瞼拳筋腱膜を瞼板付着部で切り離した後、挙筋腱膜を前転し瞼板に固定を行います。

眼瞼挙筋腱膜の前転

開瞼状態の確認

まぶたが中央部、目頭側、目尻側とバランス良く開瞼できているかを座位にて確認します。

開瞼状態の確認

重瞼固定

一重の状態はまぶたの開きが悪く見えるため、重瞼固定を行います。これにより元々一重だった人は二重になります。

重瞼作成

皮膚縫合

最後に皮膚を縫合して手術終了となります。

皮膚縫合

眼瞼挙筋前転法 施術の流れ

診察・カウンセリング

経験豊富な医師が患者様の状態を診断し、どのような手術が最適かをプランニングします。併せてリスクの説明などもさせていただきます。眼瞼挙筋前転法はエースクリニックで大変数多く行っている手術ですが、見た目にもかかわることですので、術前の注意点がたくさんございます。しっかりと聞いて理解ご納得の上手術を受けてください。


カウンセリング エースクリニック大阪梅田院

手術のご予約

医師の説明にご納得いただき手術をご希望となった場合、手術日時をご予約いただきます。(診察を行っていない段階での手術のご予約はお取りできません。)また、術前血液検査も行っていただきます。

手術のご予約

手術〜眼瞼挙筋前転法

眼筋挙筋前転法を行います。手術の所要時間は1時間~1時間半が平均的ですが、手術内容により長くなることもございます。

眼瞼下垂手術

安静とお冷やし

しばらくお冷やしをして休んでいただきます。

安静とお冷やし

ご帰宅

ご帰宅時、まぶたは腫れていますが、目は見えますのでご自身の足でお帰りいただけます。エースクリニックでは術後、皮膚の縫合はしますがガーゼ等による圧迫は行いません。
まぶたの腫れによっては視野が悪いこともありますので、徒歩、公共交通機関、タクシー、ご家族の方の運転によるお車のいずれかでご帰宅ください。

ご帰宅

眼瞼挙筋前転法大阪梅田HEPナビオ院の症例紹介

その他の症例を見る

ダウンタイムと日常生活

術後経過は手術方法によって多少差があります。
以下は大まかな目安を示します。

腫れ腫れ

大きな腫れは2~3週間で引いていきます。細かなむくみも含め、その後完全に落ち着くには3~6ヶ月かかります。

内出血内出血

通常、2~3週間かけて自然に引いていきます。

傷

通常、1年くらいの経過で目立ちにくくなっていきますが、無傷ではありません。

洗顔・お化粧洗顔・お化粧

(洗顔)
2日後より可能です。
(お化粧)
抜糸の翌日(8日後)より可能です。

シャワー・入浴・サウナシャワー・入浴・サウナ

患部を濡らさなければ当日よりシャワー浴は可能です。
腫れを助長しないため、腫れがある程度落ち着いてから入浴してください。

飲酒飲酒

腫れがある程度落ち着いてからにしましょう。

車・自転車の運転車・自転車の運転

大きな腫れが落ち着いてから(おおむね2~3週間後)になります。それまでは視野が悪い可能性があるため運転しないでください。その他危険な作業への従事も同様となります。

眼瞼挙筋前転法の術後経過の例

眼瞼挙筋前転法の術後経過の例 術前|大阪梅田【エースクリニック】

術前

眼瞼挙筋前転法の術後経過の例 術直後|大阪梅田【エースクリニック】

術直後

眼瞼挙筋前転法の術後経過の例 術後1週間|大阪梅田【エースクリニック】

術後1週間

眼瞼挙筋前転法の術後経過の例 術後1ヶ月|大阪梅田【エースクリニック】

術後1ヶ月

施術のポイント

両目で1時間~1時間半。片目で30分~45分程度。

まぶたの開き具合をチェックしながら行うため、局所麻酔で行います。

術後7日:抜糸
術後1ヶ月:仕上がりのチェック
術後3ヶ月:仕上がりのチェック
状態により上記以外に診察処置を行うことがあります。

目が開きやすくなります。
パッチリしたお目元に。
肩こりや頭痛が改善することも多いです。

まぶたを切開するため相応のダウンタイムがございます。
再発も多いと言われています。

リスク・合併症

出血・血腫 出血や血液が溜まった場合は処置を行います。
感染・化膿 感染が疑われる場合は抗生剤の投与を行います。
アレルギー・アナフィラキシー 使用する局所麻酔薬や飲み薬に対するアレルギー反応が起こる可能性があります。
異物感 まぶたにゴロゴロと異物感を感じることがあります。
ドライアイ 目が乾きやすくなることがあります。
しわやたるみが増えたと感じる まぶたの開きが改善すると眉毛が下がってくることが多いため、まぶたのしわやたるみが増えたように感じる場合があります。
低矯正・過矯正 あまり開いていない、開きすぎとなることがあります。過度な場合は修正手術を行うことがあります。
仕上がりの左右差 まぶたの開き具合の差や、見かけ上の二重幅の差、皮膚のかぶさり具合、まぶたのくぼみ具合などに左右差が生じることがあります。

施術を受けられない方

下記のような方は施術を受けられませんのでご注意ください。

  • 妊娠している方、妊娠の可能性のある方
  • 上まぶたに感染性の皮膚疾患のある方
  • 血液の凝固を阻害する薬を服用されている方
  • ドライアイのある方

眼瞼挙筋前転法のよくある質問

眼瞼下垂の手術は目を開けやすくするための手術ですが、手術直後はまぶたの腫れで目が開けにくくなることも稀にあります。このような場合、視界が狭くなっていることもありますので、術後すぐは車の運転は避けてください。

抜糸(5~7日後)が済んだらアイメイクしていただいて構いません。

手術後48時間後より可能です。

診察してみないとはっきりしたことは申し上げられませんが、多くの場合は再度手術することは可能です。一度診察にお越しください。

眼瞼下垂でなくても、眼瞼下垂と同様の手術を行うことでより目の開きを大きくすることは可能です。ただし、この場合は目的が病気の治療ではなく美容のためになりますので、健康保険適応とはなりません。自費治療となります。

以下自己負担割合が3割として説明いたします。手術費用は両目で約45,000円、片目で約28,000円となります。これ以外に初診料、術前血液検査料、薬剤料、再診料などが必要となりますので、 最終的には両目で約50,000円、片目で約32,000円程度になります。術後の経過によりこれより金額が大きくなることもありますので、その点はご了承ください。

まぶたを切開する手術ですので、最初のうちは腫れはそれなりに強くでます。大まかな腫れは2週間程度です。女性の場合は、抜糸後はアイメイクなどでカバーしていただけます。術後2~3ヶ月は何となくむくんだ感じがありますが次第に良くなっていきます。

術後はそれなりに強い腫れがしばらく続きます。腫れを気にしないというのであれば仕事をしていただいても結構ですが、人目が気になるようでしたら手術後しばらくはお休みを取っていただく方が良いと思います。

上まぶたが強く窪んでいるという場合、眼瞼下垂症が原因であることが多いです。このような場合は、注射によりまぶたが重くなり、より目が開けにくい状態になることも考えられます。眼瞼下垂に対する根本的な治療である、眼瞼挙筋前転術を行うことをお勧めいたします。

「黒目を大きく見せたい」「目つきが悪く見られる」「眠そうな目をパッチリとさせたい」「まぶたが窪んで老けた印象を与える」「加齢によってまぶたが弛み、視野が狭くなって来た」「長時間に渡るハードコンタクトレンズの装着によって、まぶたが開きにくくなった」等のような方にお勧めです。 詳しい手術内容の説明は実際に診察してからとなりますので、カウンセリングにいらっしゃってください。

誰でもなる可能性がありますが、花粉症・アトピー性皮膚炎・逆さまつげの人やコンタクトレンズを長期間装用している人、白内障の手術を受けた人は眼瞼下垂になりやすい傾向があります。

眼瞼下垂が原因で頭痛・肩こりになっている場合は大変多いとされています。眼瞼下垂が原因でない頭痛・肩こりもありますので、全例で症状が改善されるとは言い切れませんが、8~9割位の方の症状は改善すると思われます。

切開した部分の傷跡は時間がたてばほとんどわからないくらいにきれいに治るのが通常です。また、その傷の部分は二重のラインとなるため、手術後それほど時間がたっていなくても目を開けていれば二重の中に隠れてしまうのでまずわかりません。

基本的に二重の埋没法手術で眼瞼下垂は治りません。二重にする手術と目の開きを良くする手術は全く別の手術になります。

眼瞼挙筋前転法 大阪梅田HEPナビオ院の料金表

眼瞼下垂

※料金は税込表示です。

眼瞼挙筋前転法(眼瞼下垂保険)
両目約45,000円
片目約23,000円
前頭筋吊り上げ術 筋膜移植法(眼瞼下垂保険)
両目約120,000円
片目約60,000円
眼瞼挙筋前転法(他院修正・自費)
1回660,000円

※上記は健康保険3割自己負担の場合です。1割負担の場合は両方で約15,000円となります。
※眼瞼下垂の場合、初診料は約900円(3割自己負担の場合)となります。
※美容目的の場合は、自費診療となり、上記とは異なる料金体系となります。また他院の眼瞼下垂治療の修正は自費診療となります。

監修ドクターメッセージ

大阪梅田HEPナビオ院院長 谷 聡柄

エースクリニック大阪梅田院院長 谷 聡柄(形成外科専門医・美容外科専門医)

エースクリニック大阪梅田ヘップナビオ院では、眼瞼挙筋前転法を検討されている方々に、最善の治療と医療サービスを誠心誠意提供しております。私は経験豊富な医師として、多くの患者様のまぶたの問題を解決し、生活の質向上に携わってきました。

当院では、眼瞼下垂手術、特に眼瞼挙筋前転法は数多く行っており、その豊富な経験と実績を活かし、患者様一人ひとりに合った最適な治療法をご提案しています。手術の適応や方法については、丁寧にご説明し、安心して手術を受けられるようサポートしています。

視界の制限や見た目の問題がある方にとって、眼瞼挙筋前転法は非常に効果的な治療法です。手術が適切かどうかを判断するために、まずは当院での診察・カウンセリングをお受けいただくことをおすすめします。当院の専門医師は、患者様一人ひとりの状況を理解し、最適な治療計画を立てることに努めています。

手術は大きな決断であり、不安や懸念があることでしょう。当院では、手術前後のケアにも力を入れており、患者様が安心して手術を受けられるようサポートしています。手術前のカウンセリングでは、手術の詳細や期待できる結果、リスクや回復期間について十分にご説明し、ご質問にお答えします。手術後も、適切なケアとフォローアップでサポートし、快適な回復をお手伝いします。

お悩みやご不安があれば、どんな小さなことでもお気軽にご相談ください。当院は、あなたのまぶたの問題を解決し、より良い視界と快適さを取り戻すために、経験豊富な専門家としてお手伝いさせていただくことを心から願っています。あなたのまぶたの問題解決のために、全力でサポートさせていただきますので、お問い合わせやご相談を心よりお待ちしております。

経歴

平成10年 大阪医科大学卒業
神戸大学医学部関連病院勤務
平成20年 大阪大学付属病院形成外科勤務
同関連病院勤務
平成26年 大阪大学付属病院形成外科 助教
平成27年 ベルランド総合病院形成外科 部長
平成30年 他院美容クリニック勤務
令和2年 医療法人一美会エースクリニック勤務
令和3年 医療法人一美会エースクリニック 大阪梅田院院長就任
令和6年 医療法人一美会エースクリニック 大阪梅田HEPナビオ院院長

所属学会

日本形成外科学会/日本美容外科学会/日本創傷外科学会/日本乳房オンコプラスティック学会

資格

日本形成外科学会認定形成外科専門医/美容外科専門医(JSAS)/医学博士

ミラドライ認定医/ウルセラ認定医/サーマクール認定医

ジュビダームビスタ施注資格/ボトックスビスタ施注資格

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住所 〒530-0017 大阪府大阪市北区角田町7-10
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診療科目 美容外科、美容皮膚科、形成外科
診療時間 10:00~19:00 完全予約制
休診日 木・日・祝

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