大阪梅田HEPナビオ院
リベルサス
リベルサスは、GLP-1作動薬という種類の薬で、糖尿病薬として本邦において認可されています。同種の薬剤にサクセンダがありますが、こちらは欧米において肥満治療薬として承認を受けています。サクセンダが注射薬なのに対してリベルサスは内服薬であるという違いがあります。
GLP-1作動薬は、脳の視床下部に作用して空腹感を抑制し、体重減少や内臓脂肪を減らす効果が期待できます。
ただし、リベルサスは肥満治療薬として承認を受けているわけではないため、適応外処方となる点にご留意ください。
GLP-1は、食物摂取に反応して放出され食欲を調節する働きのある天然のホルモンです。食事を摂取すると、食物に含まれる糖により小腸からGLP-1が分泌されます。このGLP-1は血糖値を下げる働きのあるインスリンの分泌を促進する働きを持ちます。
※GLP-1はグルカゴン様ペプチド-1(GlucagonLikePeptide-1)の略語です。
GLP-1には様々な作用があります。
膵臓に対しては、インスリンの分泌を促進させるほかに、血糖値を上げるホルモンであるグルカゴンの分泌を抑制します。また、膵臓のβ細胞を増やす(増殖)などの作用が動物で確認されています。
ダイエットに効果的な作用として、摂取した食物の胃から小腸への排出を遅らせる作用や、食欲を抑制する作用などがあり、結果として体重減少効果があります。これは、過剰な食物を摂取しないようにするための体の仕組みと言えます。
GLP-1の持つ多用な薬理作用に注目して開発された薬剤がGLP-1受容体作動薬です。GLP-1受容体作動薬はGLP-1の鍵穴(受容体)にくっつくことができるため、GLP-1同様にGLP-1の持つ様々な作用を発揮することができます。このような受容体作動薬の1つがサクセンダです。リベルサスは、GLP-1と構造が97%が同じです。GLP-1の半減期が2分なのに対してリベルサスの半減期は13時間と、長く体内にとどまることができます。
「継続は力なり!」がダイエットの基本です。服薬方法が面倒だと続けにくいですが、リベルサスはご自宅で1日1回内服するだけなので続けやすいことがメリットです。
GLP-1は脳に作用し満腹感を持続させます。そのため、強く我慢する必要がなく、ダイエットにありがちなストレスを感じずダイエットができます。
GLP-1には嘔吐や便秘などの消化器症状が副作用として出ることがありますが、通常は軽微で、他のダイエット薬のような大きな副作用はほとんどおきません。安心安全にダイエットができます。
医師によるカウンセリングを行います。
どのようになりたいのか、ご希望をお聞かせください。
その方の必要量をお渡しします。
1日のうちの最初の食事又は飲水の前に、空腹の状態でコップ約半分の水(約120mL以下)とともに処方されている錠剤(3mg錠・7mg錠・14mg錠のいずれか)を1錠のみ服用します。服用時及び服用後少なくとも30分は、飲食及び他の薬剤の経口摂取を避けてください。分割したり粉砕したりかみ砕いたりして服用してはいけません。
理由:リベルサスの主成分(セマグルチド)の吸収を安定させるためにサルカプロザートナトリウムという成分が1錠あたり300mg配合されていますが、2錠服用したり砕いたりすると薬剤の吸収効率が変化するため。
【STEP1】 使用開始時は吐き気や便秘などの消化器症状が出ることがあるため、少量で開始し慣れてきたら少しずつ増量していきます。
【STEP2】 1日1回3mgから開始し、効果不十分かつ副作用がない場合、1ヶ月後に7mgに増量します。さらに1ヶ月後以降、状態を診察の上、1日14mgまで増量可能です。なお、増量したい場合は医師の診察が必要です。
使用する医薬品について 薬機法上の承認
GLP-1受容体作動薬(リベルサス)の肥満治療・美容目的での使用は、日本国内で未承認のため、自由診療で保険適用外となります。
便秘、下痢、嘔吐などの消化器症状 | 多くの場合軽度~中程度で、使い始めて数日から数週間で体が慣れてくるため自然となくなることがほとんどです。ただし、症状が強い場合は使用を中止してください。 |
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低血糖 | サクセンダ単独で低血糖症状が生じることは稀ですが、脱力感、倦怠感、冷汗、顔面蒼白、動悸、振戦、頭痛、めまい等の低血糖症状が現れることがあります。このような場合、すぐに飴や砂糖などを摂取してください。 高所作業や危険な機械操作に従事している方への処方は控えさせていただきます。 |
下記のような方は施術を受けられませんのでご注意ください。
※料金は税込表示です。
※処方は1回につき、1ヶ月単位で、最大3ヶ月までの処方が可能です。
平成10年 | 大阪医科大学卒業 神戸大学医学部関連病院勤務 |
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平成20年 | 大阪大学付属病院形成外科勤務 同関連病院勤務 |
平成26年 | 大阪大学付属病院形成外科 助教 |
平成27年 | ベルランド総合病院形成外科 部長 |
平成30年 | 他院美容クリニック勤務 |
令和2年 | 医療法人一美会エースクリニック勤務 |
令和3年 | 医療法人一美会エースクリニック 大阪梅田院院長就任 |
令和6年 | 医療法人一美会エースクリニック 大阪梅田HEPナビオ院院長 |
日本形成外科学会/日本美容外科学会/日本創傷外科学会/日本乳房オンコプラスティック学会
日本形成外科学会認定形成外科専門医/美容外科専門医(JSAS)/医学博士
ミラドライ認定医/ウルセラ認定医/サーマクール認定医
ジュビダームビスタ施注資格/ボトックスビスタ施注資格
住所 | 〒530-0017 大阪府大阪市北区角田町7-10 HEP NAVIO 6階 HEPナビオウェルネスモール |
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診療科目 | 美容外科、美容皮膚科、形成外科 |
診療時間 | 10:00~19:00 完全予約制 |
休診日 | 日・祝 |
大阪梅田HEPナビオ院院長 谷 聡柄