臍帯血とは?
臍帯(さいたい)とは、赤ちゃんとお母さんをつないでいる「へその緒」のことです。このへその緒にある血液はお母さんとは異なる胎児側の血液で、赤ちゃんのためのさまざまな未分化細胞や幼若細胞が含まれています。この細胞は、分裂や分化を繰り返し、皮膚や心臓といった身体の組織や器官など人体を形成する能力を持った多能な細胞です。これが優れた再生能力を持つ「臍帯血幹細胞」です。
※臍帯血は「プラセンタ=胎盤」とは組成や性質が全く異なるものです。
臍帯血再生因子「HS-CM100」
臍帯血由来の幹細胞を培養したその上清液を、フィルタリングなどの処理を加えて細胞を除去したものが臍帯血再生因子「HS-CM100」です。幹細胞培養上清液には、幹細胞が分泌する種々のタンパク質、サイトカインなどの誘導因子や再生因子を豊富に有しています。これら成分は、肌細胞を生まれ変わらせる因子として働き、創傷治癒効果や組織再生をもたらします。