大阪梅田HEPナビオ院
ピーリング治療
ピーリング治療は、肌の古い角質を除去し、新しい肌を生成する治療法です。
肌は常に古い角質が剥がれ落ち、新しい角質が生成される過程を繰り返していますが、環境や加齢の影響でこのプロセスが遅れ、くすみや毛穴の詰まり、シミやそばかすなどの肌トラブルが引き起こされます。ピーリング治療は、これらの肌トラブルを改善するために行われます。
ピーリングには、ケミカルピーリング(化学的剥離)とフィジカルピーリング(物理的剥離)の2種類があります。
フィジカルピーリングでは、特殊な道具を使って肌表面、特に角質層を物理的に削り取ります。しかし、肌への負担が大きいため、最近ではあまり行われていません。
ケミカルピーリングは、薬剤を用いて古い角質を化学的に溶かし、肌の新陳代謝を促す治療です。様々な種類の酸が使用され、角質除去による皮膚のターンオーバー正常化やコラーゲン量の増加が起こり、肌の透明感向上や毛穴の汚れ除去、ニキビ改善、肌のキメやハリの向上、小じわやたるみの改善などの効果が期待されます。
ケミカルピーリングは、使用する薬剤の種類や濃度によって多様な形態があります。施術の濃度が高いほど、皮膚の深層にまで作用します。適切な使い分けとアフターケアにより、理想の素肌を手に入れることができるでしょう。
ピーリング後はターンオーバーが促進され、新しい美しい肌が生まれ変わります。ただし、施術の濃度が高いほど肌への負担も大きくなるため、医師の監督のもとで行う必要があります。適切な使い分けとアフターケアにより、理想の素肌を手に入れることができるでしょう。
ピーリング治療の歴史は意外にも古く、古代から美肌ケアとして知られていました。クレオパトラが美しさを保つためにサワーミルク(乳酸が含まれている)の風呂に浸かっていたという話や、中世フランスの貴族が肌の若返りのために古くなったワイン(酒石酸が含まれている)を皮膚に塗っていた逸話が伝わっています。
医学的にピーリングが治療目的で用いられ始めたのは、1882年にドイツの皮膚科医がピーリング剤として効果的な成分についての論文を発表して以来です。
日本では1994年からケミカルピーリングが行われるようになりました。初期の頃は、グリコール酸などのAHAを肌に塗布し、施術の効果を目で見て判断し、中和剤を塗布して反応を止める、施術者の経験と技術に大きく依存する方法が一般的でした。また、欧米で流行したディープピーリングも日本で実施されましたが、色素沈着や瘢痕化など、日本人の肌質には合わないことが明らかになりました。
現在、日本では多様なピーリング施術が行われており、過去の方法と比べて大きく進化しています。薬剤の配合を工夫することで、皮膚への刺激が減少し、痛みや不快感、ダウンタイム、副作用が大幅に軽減されました。同時に、真皮層にまで薬剤の効果が届くようになり、肌の深層からの改善が可能になるなど、より効果的で安全な施術が主流になっています。
従来のケミカルピーリングは、グリコール酸や乳酸などを用いて、皮膚表面の不要な角質を取り除き、肌のターンオーバーを促進することが主な目的です。そのため、くすみやざらつき、ニキビなどに対する効果は高いものの、肌の深部にまで効果を及ぼすことは限られていました。
一方、コラーゲンピールは、その名が示す通り、コラーゲンに作用することを目的としています。TCAを主成分とした薬剤が真皮深層に働きかけ、線維芽細胞を刺激してコラーゲンの生成を促します。
このため、肌の奥深くまで作用し、加齢によって失われた弾力やハリ感を復活させることができます。また、コウジ酸といった最強の美白成分も配合されており、肌表面のくすみやシミ、肝斑などにも効果が期待できます。
私たちの肌は、日々、強い紫外線、汚染された大気、乾燥といった厳しい環境に晒され続けています。これらの要因は肌に大きなストレスを与え、肌のターンオーバーの乱れ、皮膚表面に老化した細胞や角質が蓄積する原因となり、シミ、くすみ、毛穴の開き、小じわ、ニキビなど多くの皮膚トラブルを引き起こします。
ピーリング治療は、これらの問題に対する有効な解決策となります。肌表面の不要な角質や毛穴の汚れを除去し、肌のターンオーバーを正常化させることで、多くの肌トラブルを根本から改善します。
・くすみや黒ずみの改善:角質層の除去とターンオーバーの正常化により、過剰なメラニンの排出が促され、ムラのない透明感あふれる肌へと導きます。
・毛穴の開きの改善:古い角質と毛穴の汚れが取り除かれ、毛穴が引き締まります。さらにコラーゲンの増加により、毛穴がより引き締まります。
・ハリ・キメの向上:真皮層のコラーゲンやエラスチンの増生により、肌のハリとキメが向上します。
・小じわの改善:真皮層のコラーゲンやエラスチンの増生が、小じわの目立たない滑らかな肌へと導きます。
・ニキビの改善と予防:毛穴の詰まりが解消されることで、ニキビの改善及び予防が可能になります。
ピーリング治療は、ハリ・キメの向上からくすみ、毛穴の開き、小じわ、ニキビまで、幅広い肌トラブルに対して効果を発揮します。ダウンタイムが少ないため、日常生活に早く戻れるというメリットもあります。滑らかでハリのある健康的な肌を目指す方にとって、ピーリングは理想的な選択肢の一つと言えるでしょう。
ピーリング治療において、肌の古い角質を剥離する目的で使用される薬剤には、主にトリクロロ酢酸(TCA)とヒドロキシ酸があります。ヒドロキシ酸はさらに、アルファヒドロキシ酸(AHA)、ベータヒドロキシ酸(BHA)、リポヒドロキシ酸(LHA)に細分化されます。
TCAは、強力な酸で、皮膚の深い層(真皮)まで浸透します。日本人の肌には純粋な形で使用すると強すぎることが多いため、他の薬剤と組み合わせて皮膚への刺激を制御して使用されています。
AHAは、フルーツ酸とも呼ばれる、植物由来の酸です。代表的なAHAにはグリコール酸、乳酸、リンゴ酸、クエン酸などがあります。これらは、自然界に普遍的に存在する酸であり、皮膚に対してマイルドに作用するため、広くピーリング治療に用いられています。
BHAは、サリチル酸とも呼ばれ、AHAに比べて肌への刺激が強いとされます。脂性肌やニキビがある肌に効果的であることが知られています。
LHAは、サリチル酸の誘導体で、次世代のケミカルピーリング薬剤として注目されています。サリチル酸に脂肪酸のグループを付加することにより、LHAはゆっくりと深く肌に浸透し、肌への刺激が少なく、敏感肌を含む多様な肌タイプに適しています。
ピーリング薬剤の選択は、単に強い酸を使用することではなく、肌に低刺激でありながら効果的に作用し、肌のバリア機能を保ちつつ肌質を改善することが目標です。様々な薬剤の組み合わせと進化により、ピーリング治療は日々、より安全かつ効果的な方法へと進化しています。
ミラノリピールは、高濃度のトリクロロ酢酸(TCA)を主成分とし、14種類の豊富な有効成分を組み合わせています。この組み合わせは、肌トラブルを改善し、肌の老化を効果的に予防する革新的なピーリング剤です。角質層を穏やかに除去し、コラーゲンの合成を促進することで、肌の再生を促します。
マッサージピールPRX-T33は、33%のトリクロロ酢酸(TCA)を高濃度で配合しながらも、過酸化水素が配合されていることで皮膚表面を腐食させることなく施術を行います。この方法では、TCAが皮膚の深層にまで到達し、肌の再生を促進させることで、肌の弾力やキメ細かさを改善し、毛穴の開きやくすみを解消します。特に、肌の弾力性や明るさを取り戻したい方に推奨される施術です。
ララピールは、「LHA(カプリロイルサリチル酸)」とpH13の強アルカリを組み合わせた、最新の第4世代ピーリング施術です。
この独自の配合により、肌のコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸を生成する線維芽細胞が活性化され、多岐にわたる肌質改善効果を実現します。具体的には、角質除去、肌の再生、ニキビの改善、色素の改善、皮脂分泌の調整、そしてタイトニングなどが挙げられます。
VIOやワキ、乳輪などのデリケートゾーンの色素沈着を改善するために開発された医療用ピーリング剤です。皮膚にやさしく、ダウンタイムや痛みなしで気になる部分の皮膚を明るくする作用があります。
ハイドラフェイシャルは、ケミカルピーリングとフィジカルピーリングが融合した独特の施術です。特許技術により、ウェットな状態で物理的に角質を削り取ります。角質除去、ディープクレンジング効果において最も効果のある施術です。
ミラノリピール | マッサージピール | ララピール | ピンクインティメイト | ハイドラフェイシャル | |
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主要成分 | TCA 35% (ボディー用は50%) |
TCA 33% 過酸化水素 |
LHA P-Sol |
モノクロロ酢酸 コウジ酸 |
グリコール酸 サリチル酸 |
特徴 | 高濃度TCAでも 特殊配合により 皮膚への刺激感を 大幅に軽減。 |
皮膚表層への影響を抑え、 真皮層に働きかける 剥離のないピーリング。 |
LHAを使用した 第4世代ピーリング。 皮膚をふっくらさせる効果に 重点を置いた施術。 剥離(peeling)ではなく、 filling(満たす)。 |
デリケートゾーンに 特化したピーリング。 |
ケミカルピーリングと フィジカルピーリングの 融合。 |
副作用 | ほぼなし | ほぼなし | ほぼなし | ほぼなし | ほぼなし |
ダウンタイム | ほぼなし | なし | なし | なし | なし |
痛み | 軽い皮むけあり(70%) | ほぼなし | ほぼなし | ほぼなし | ほぼなし |
皮むけ | 軽い皮むけあり(70%) | ほぼなし | ほぼなし | ほぼなし | ほぼなし |
ピーリングは安全性の高い治療ではありますが、皮膚が薬剤による刺激を受けることにより以下の症状が生じる可能性があります。
施術後しばらくは、肌が過敏なため、保湿、紫外線防御をしっかりと行ってください。
発赤 | 皮膚への刺激により発赤が生じることがありますが、一時的です。 |
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皮膚の刺激感・灼熱感 | ほとんどのピーリング施術は刺激が強くありませんが、人により刺激感を強く感じることがあります。 |
かゆみ | 施術後の治癒過程で肌のかゆみを感じることがあります。 |
皮むけ | 皮膚のターンオーバーの改善により、皮むけ症状が起こる場合があります。 |
皮膚の乾燥 | 施術後は新しい肌が再生され、乾燥を来しやすくなるため、十分な保湿を行ってください。 |
一時的なニキビの悪化 | 炎症反応により、ニキビが一時的に悪化することがあります。 |
※料金は税込表示です。
※料金は税込表示です。
※料金は税込表示です。
※料金は税込表示です。
※背中上・背中下・臀部・上腕は名古屋院限定メニューです。大阪梅田院では受けていただくことはできません。
※顔のみ、初回はお試し価格で受けていただけます。1回11,550円です。
※料金は税込表示です。
回数 | 1部位 | 2部位 | 3部位 | 4部位 |
---|---|---|---|---|
1回 | 19,800円 | 34,100円 | 46,200円 | 58,300円 |
5回 | 89,100円 | 153,450円 | 207,900円 | 262,350円 |
10回 | 158,400円 | 272,800円 | 369,600円 | 466,400円 |
※ピンクインティメイトはレーザートーニングとの組み合わせ施術のみです。
上記料金にはレーザートーニングの料金も含んでいます。
※適用部位:Vライン、Iライン、臀部、乳輪・乳頭、ワキ、ヒジ、ひざ
(VラインとIラインは別部位扱いとなります。)
平成10年 | 大阪医科大学卒業 神戸大学医学部関連病院勤務 |
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平成20年 | 大阪大学付属病院形成外科勤務 同関連病院勤務 |
平成26年 | 大阪大学付属病院形成外科 助教 |
平成27年 | ベルランド総合病院形成外科 部長 |
平成30年 | 他院美容クリニック勤務 |
令和2年 | 医療法人一美会エースクリニック勤務 |
令和3年 | 医療法人一美会エースクリニック 大阪梅田院院長就任 |
令和6年 | 医療法人一美会エースクリニック 大阪梅田HEPナビオ院院長 |
日本形成外科学会/日本美容外科学会/日本創傷外科学会/日本乳房オンコプラスティック学会
日本形成外科学会認定形成外科専門医/美容外科専門医(JSAS)/医学博士
ミラドライ認定医/ウルセラ認定医/サーマクール認定医
ジュビダームビスタ施注資格/ボトックスビスタ施注資格
住所 | 〒530-0017 大阪府大阪市北区角田町7-10 HEP NAVIO 6階 HEPナビオウェルネスモール |
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診療科目 | 美容外科、美容皮膚科、形成外科 |
診療時間 | 10:00~19:00 完全予約制 |
休診日 | 日・祝 |
大阪梅田HEPナビオ院院長 谷 聡柄
美容施術初心者にも最適なピーリングを体験してみませんか?
私たちの肌は絶えず、紫外線や大気汚染、ストレス、加齢といった外的要因にさらされています。これらは肌の健康と美しさに悪影響を及ぼし、自信の喪失にも繋がります。エースクリニック大阪梅田院では、皆様が抱える肌の問題に対応し、健やかで輝く肌へと導くために、様々なピーリング施術をご提案しています。
ピーリングは、古来より存在する美容法であり、最新の皮膚医学によりその安全性と有効性はより一層向上しています。この施術は、肌の古い角質層や毛穴の詰まりを取り除き、肌のターンオーバーを整えることで、肌が本来持つ明るさとなめらかさを蘇らせます。そして、肌のくすみ、毛穴のトラブル、細かいしわ、ニキビなど、多彩な肌の悩みに対して有効に作用します。
輝く肌は、健康的な毎日と自信をもたらします。私たちのピーリング施術が、皆様の内面からの美しさを引き出し、毎日を一層輝かせるサポートをさせていただければと思います。美しい肌を目指す第一歩を、エースクリニック大阪梅田院と共に始めてみませんか?お会いできるのを心待ちにしています。