大阪梅田HEPナビオ院
シミのお薬(内服薬・外用薬)
当院ではほとんどのシミに対してレーザー治療を行いますが、その治療効果をさらに高めるために内服治療もお勧めしています。
また色白な透明感のある肌になりたい方にもお勧めです。
内服薬の種類と効果
トラネキサム酸で、抗プラスミン剤とよばれる種類の薬です。 この薬は弱い止血作用があり、古くから使われていました。近年、少量を長期間服用することで、シミに効果のあることが明らかになってきました。紫外線や妊娠、経口避妊薬の服用は、皮膚のプラスミン活性を高めることによりメラノサイト(メラニン産生細胞)を刺激してメラニン産生を増加させます。これに対して、トランサミンはその抗プラスミン作用によりメラニン産生細胞を抑制してシミを薄くします。通常、初めの1~2ヶ月で少し効果が見られ、その後ゆっくりシミが薄くなります。内服半年を過ぎるとくすみが改善し地肌も白くなっていきます。
【リスク副作用】高脂血症や心疾患のため抗凝固療法を受けている方は内服できません。また、心筋梗塞や脳卒中といった既往歴がある方も内服できません。
ビタミンCです。できてしまったシミをメラニン色素還元作用とメラニン生成抑制作用でシミを薄くします。また、紫外線の影響でできる活性酸素を取り除きます。
【リスク副作用】きわめてまれに胃部不快感、下痢など
ビタミンEです。ビタミンCと共に、これらは抗酸化ビタミンと呼ばれます。メラニンはチロシンというアミノ酸がチロシナーゼという酵素により酸化されて合成されます。この酸化の過程を抑えることでメラニン産生を抑制します。またメラニン自体も酸化することにより濃さを増します。ビタミンCと協同的に働くことでメラニンを抑えます。トランサミンの効果を高めるため併用していただいております。
【リスク副作用】便秘、胃部不快感、下痢など
肝斑の方や炎症性色素沈着の改善目的に使用したり、レーザー照射後のアフターケアに用いたりします。
また、シミ内服薬と組み合わせることで更に良い結果が得られます。
トレチノインとは、ビタミンA誘導体の一種で、レチノイン酸(retinoic acid)のうち二重結合がすべてトランス型をとった、オールトランスレチノイン酸(all-trans retinoic acid)のことを指し、ビタミンA(all-trans retinoid)の生体内での活性本体です。表皮細胞のターンオーバー(生まれ変わり)を早め、メラニンを外に排出させることでシミを薄くします。非常に有効性の高い塗り薬ですが、この薬には皮膚刺激症状がみられます。使用量や回数を加減していただくことで継続可能です。
ハイドロキノンは一般的にはヒドロキノンとも呼ばれる化学構造的に還元力の強い物質で、写真の還元剤として用いられていました。メラニン色素の漂白作用があることがわかり、現在では化粧品の成分として使用されたり医師の処方する美白剤として使用されています。
平成10年 | 大阪医科大学卒業 神戸大学医学部関連病院勤務 |
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平成20年 | 大阪大学付属病院形成外科勤務 同関連病院勤務 |
平成26年 | 大阪大学付属病院形成外科 助教 |
平成27年 | ベルランド総合病院形成外科 部長 |
平成30年 | 他院美容クリニック勤務 |
令和2年 | 医療法人一美会エースクリニック勤務 |
令和3年 | 医療法人一美会エースクリニック 大阪梅田院院長就任 |
令和6年 | 医療法人一美会エースクリニック 大阪梅田HEPナビオ院院長 |
日本形成外科学会/日本美容外科学会/日本創傷外科学会/日本乳房オンコプラスティック学会
日本形成外科学会認定形成外科専門医/美容外科専門医(JSAS)/医学博士
ミラドライ認定医/ウルセラ認定医/サーマクール認定医
ジュビダームビスタ施注資格/ボトックスビスタ施注資格
住所 | 〒530-0017 大阪府大阪市北区角田町7-10 HEP NAVIO 6階 HEPナビオウェルネスモール |
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診療科目 | 美容外科、美容皮膚科、形成外科 |
診療時間 | 10:00~19:00 完全予約制 |
休診日 | 日・祝 |
大阪梅田HEPナビオ院院長 谷 聡柄