大阪梅田HEPナビオ院
トライフィルプロ
※トライフィルプロは2024年5月下旬より取扱い致します。
トライフィルプロは、美容医療分野において革新的なアプローチを提供する炭酸ガスを利用した治療機器です。この機器は、皮膚表面に微細な針を使用して炭酸ガスを高圧で注入することで、皮内の剥離(サブシジョン)を迅速に行います。そして、その後に注入される薬剤がコラーゲンの生成を促進し、皮膚の再生をサポートします。
この治療法の特長の一つは、皮膚の深層に薬剤を効果的に届けることができる点です。また、炭酸ガスと薬剤が相乗効果を示し、多様な皮膚症状の改善が期待できます。さらに、再癒着を防止することが可能であり、治療後の結果が持続しやすくなります。
特に、クレーター状のニキビ跡や硬化した瘢痕の治療に効果的です。また、肌質の改善や若返り効果も期待され、患者の皮膚の状態を改善するための幅広い応用が期待されています。
炭酸ガスを皮膚内に高圧で射出し、癒着している組織を剥離して空間を作り出します。この技術はマイクロサブシジョンと呼ばれます。
マイクロサブシジョンで作成された空間に薬剤を注入します。事前に空間が形成されているため、薬剤の漏れが最小限に抑えられ、より効果的に薬剤を皮膚内に注入することができます。
トライフィルプロによる治療では、注入される様々な薬剤が重要な役割を果たします。使用される薬剤にはPLLA(ジュベルック)、PDRN(リジュラン)、ヒアルロン酸(スネコス)、エクソソーム(ASCE+)などがあり、これらはニキビ跡、しわ、毛穴の開き、および全般的な肌質の改善に寄与します。各薬剤は特定の効果を持ち、肌の再生や若返りを促進することで知られています。
最後に、炭酸ガスを再び射出することで、注入された薬剤が均一に分散され、さらに薬剤の外部への逆流を防ぎます。
また、炭酸ガスは「ボーア効果」という生理学的作用を持っています。皮膚内で炭酸ガスの濃度が高まると、ヘモグロビンから酸素が放出されやすくなり、組織への酸素供給が効率的に行われます。この効果により、皮膚の血流が改善され、成長因子の活性化やコラーゲンの生成が促進されます。
この一連のプロセスにより、剥離された空間が新しく再生された皮膚で埋められることで、しわや瘢痕(ニキビ跡を含む)の改善が期待されます。
炭酸ガスを高圧で射出することにより、皮膚内の剥離が促進されます。このプロセスは、癒着部位を剥がすだけでなく、ボーア効果による血液循環の改善とコラーゲンの新生を促す効果があります。
使用する薬剤によって様々な薬理作用が期待できます。トライフィルプロの施術では、主にコラーゲンの産生や皮膚再生を促進する薬剤が使用されます。
炭酸ガスによる剥離で事前にスペースを作ることで、薬剤の漏れが極めて少なく、確実に薬剤を目的の皮膚層に注入できます。
極細の針を使用し、的確にターゲット層に注入することで、ダウンタイムが短縮され、翌日からの日常生活への復帰が可能です。
この方式では、器械が皮膚を吸引しながら自動で薬剤を注入します。水光注射に似ていますが、注入前に炭酸ガスを使用して皮内に剥離層を作成し、薬剤の漏れがなく効果的に皮膚へ注入できる点が異なります。この方法は主に肌のリジュビネーション(若返り)、小じわの減少、毛穴の引き締め、および肌質の改善を目的として使用されます。
この手法では、医師が単独の針を用いて任意の部位と深さに炭酸ガスと薬剤を注入します。ニキビ跡や深い折りじわなど、皮膚の癒着が顕著な部位に対してピンポイントで薬剤を注入するために利用されます。
専用のハンドピースを用いて、炭酸ガスのみを射出する方式です。特に強い癒着がある部位では、マニュアルインジェクション方式では炭酸ガスによる剥離が困難な場合があり、そのような場合にはこの方法で事前に剥離を集中的に行います。
炭酸ガスによる サブシジョン |
針・カニューレによる サブシジョン |
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技術レベル | 容易 | 経験が必用 |
施術時間 | 短い | 長い (術者のスキルによる) |
痛み | 小さい (表面麻酔は必要なことが多い) |
強い (通常、注射による局所麻酔が必要) |
ダウンタイム | 短い | 長い |
リスク・副作用 | 内出血が生じる可能性はあるが、 その他のリスクは低い。 |
血腫ができる可能性がある。 |
メリット | ボーア効果が追加される 真皮内へ注入ができる |
術後経過は手術方法によって多少差があります。
以下は大まかな目安を示します。
数日。
翌日より可能です。
翌日より可能です。
20~30分。
表面麻酔(塗る麻酔)。
使用する薬剤に準ずる。
例
ジュベルック:1ヶ月に1回を3回
内出血 | 内出血した場合は、約2週間で自然に消失します。 |
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下記のような方は施術を受けられませんのでご注意ください。
平成10年 | 大阪医科大学卒業 神戸大学医学部関連病院勤務 |
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平成20年 | 大阪大学付属病院形成外科勤務 同関連病院勤務 |
平成26年 | 大阪大学付属病院形成外科 助教 |
平成27年 | ベルランド総合病院形成外科 部長 |
平成30年 | 他院美容クリニック勤務 |
令和2年 | 医療法人一美会エースクリニック勤務 |
令和3年 | 医療法人一美会エースクリニック 大阪梅田院院長就任 |
令和6年 | 医療法人一美会エースクリニック 大阪梅田HEPナビオ院院長 |
日本形成外科学会/日本美容外科学会/日本創傷外科学会/日本乳房オンコプラスティック学会
日本形成外科学会認定形成外科専門医/美容外科専門医(JSAS)/医学博士
ミラドライ認定医/ウルセラ認定医/サーマクール認定医
ジュビダームビスタ施注資格/ボトックスビスタ施注資格
住所 | 〒530-0017 大阪府大阪市北区角田町7-10 HEP NAVIO 6階 HEPナビオウェルネスモール |
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診療科目 | 美容外科、美容皮膚科、形成外科 |
診療時間 | 10:00~19:00 完全予約制 |
休診日 | 木・日・祝 |
大阪梅田HEPナビオ院院長 谷 聡柄
エースクリニック大阪梅田HEPナビオ院のトライフィルプロ紹介ページをご覧いただき、ありがとうございます。
トライフィルプロは、近年開発が盛んに行われているドラッグデリバリーデバイスの一つです。ドラッグデリバリーデバイスには大まかに分けて、針を使用するタイプと針を使用しないタイプがありますが、ここでは針を使用するタイプに焦点を当ててご紹介します。
皮膚に針を刺して薬剤を注入することは、簡単に思われるかもしれませんが、実はそれほど単純なことではありません。
針をどの深さに刺し、どのくらいの量の薬剤をどれくらいの圧力で注入するか、そして薬剤の逆流をどう防ぐかなど、正確に薬剤を皮膚に注入するためには様々な要素を考慮する必要があります。特にニキビ跡のような瘢痕組織は、通常の皮膚よりも硬くなっているため、普通の注射では効果的に薬剤を届けることが難しいこともあります。
このような注入上の問題を解決するために活躍するのがトライフィルプロです。この装置のユニークな点は、炭酸ガスによる剥離(サブシジョン)を自動で行うことです。剥離を先に行うことで、薬剤は空隙にスムーズに注入され、逆流のリスクも軽減されます。そのため、用意された薬剤のほとんどを無駄なく皮膚に導入することができます。
トライフィルプロは特にニキビ跡や毛穴の開き、小じわや折りジワの治療に効果的です。これらのお悩みをお持ちの方は、ぜひ当院のトライフィルプロ治療についてご相談ください。
エースクリニック大阪梅田HEPナビオ院でトライフィルプロを利用した治療に興味がある方は、お気軽にご連絡ください。